RRR工法とは その他の工法

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その他の工法

RRR-Nail (スリーアール・ネイル) とは?

自然斜面、切土のり面および盛土のり面の安定化を目的とした地山補強土工法に用いられる棒状補強材の一種で、中径~大径(標準径170~400mm)の「ラディッシュアンカー」、「キャロットアンカー」、「ロータスアンカー」の3種類を総称してRRR-Nail(スリーアール・ネイル)と称します。

ここに、「ラディッシュアンカー」とは、機械撹拌方式の深層混合処理工法の技術を応用し、地盤の斜め方向に円柱状のソイルセメント体を築造すると共に、その軸中心位置に引張り芯材を配置する中径~大径(標準径200~400 mm)の棒状補強体です。また、「キャロットアンカー」は、ロータリーパーカッションドリルを用いて削孔することにより、170mmの補強体を築造すると共に、その軸中心位置に、槍状の先端防護材を装着した引張り芯材を挿入する中径棒状補強体です。
「ロータスアンカー」は、ロータリーパーカッションドリルによりの115mmの削孔を行った後、セメントミルクでケーシング内を置換充填後に、二重管ダブルパッ カー注入で球根状の定着体を築造し、その軸中心位置に 芯材を挿入する中径棒状補強体です。 なお、地山補強土工法とは、補強材にあらかじめプレスを加えずに、地山の変形に伴い補強材へ受動的に作用する抵抗力により変形を拘束し、地山を安定させる工法です。したがって、グランドアンカー等とは異なる補強メカニズムを有する工法です。

「ラディッシュアンカー」、「キャロットアンカー」および「ロータスアンカー」を選定するまでの手順は以下の通りです。 般的には、補強対象とする地山内に玉石やがれき等入していない地盤で「ラディッシュアンカー」を選定し石や礫(直径100mm程度以上)、がれき(コンクリートガラ等)が多数点在する場合に、「キャロットアンカート 」や「ロータスアンカー」を選定します。
RRR-Nail選定のフローチャート

RRR-Nailの種類

◎ラディッシュアンカー

大径(標準径400mm)
大径(標準径400mm)

◎キャロットアンカー

◎ロータスアンカー

注入システム
ロースアンカー断面
RRR工法協会ピンナップ部会
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